経費削減のために「べんりねっと」を「e-Store」の名称でグループ展開。 環境会計把握のためのツールの役割を担う。
企業データ
創 立: 1948年
従業員数: 2,899名
資本金: 267億円
所 在 地: 名古屋本社:名古屋市中村区名駅四丁目9番8号
東京本社:東京都千代田区丸の内三丁目8番1号
豊田通商株式会社様はトヨタグループの商社で、「金属」「機械・エレクトロニクス」「自動車」「エネルギー・化学品」「食料」「生活産業・資材」の計6事業領域において積極的な進出をし、豊かな社会づくりに貢献する価値創造企業を目指されてます。
今回は豊田通商グループに総務系アウトソーシングサービスを提供している豊通オフィスサービス株式会社様にお話を伺いました。
豊田通商様では「べんりねっと」導入前は、
(1)購入品目毎に発注方法が違い購入者が混乱
(2)納品までのリードタイムが長く、急ぎの発注処理が多い
(3)月中での購入状況が把握できない
(4)エコ調達比率データがないためグリーン購入化が進展せずISO活動が思うようにいかない
といった問題が生じていた。
そこで豊田通商様に於いては「簡素化」「グリーン化」「経費削減」「購買管理」を、同社に於いては「業務改善」「経費削減」「グループ展開」を実現するツールとして「べんりねっと」を提案し、豊田通商様にプレゼンを行い、効果を認められ導入が決定した。
「導入においては関連各部署との調整が必須であった。」
「中でもシステム部門からはセキュリティに対する必須要件があり、それを満たす必要があった。」(名古屋管財グループグループリーダー重松様 談)
そのため、自社のイントラネットを経由しないとアクセスができないようにIPアドレスでの制限を加えるなどの対応を行った。
また、「導入するだけではなく、社内に浸透させるための活動も非常に重要」(名古屋総務グループグループリーダー 高橋様 談)であったという。
1.自社ポータルシステムからの連携
2.自社独自のロゴと、オリジナルネーミング
3.環境対応商品を中心にした商品マスタにより、自社のシステムとしてご利用いただく
ことにより、浸透率を高め、現状の稼働率はかなり高い。
「当初の目標どおりに導入も完了し、目的の一つであった環境会計のためのデータ取得もスムーズに行き、現状特に不満はない。」 「今回トーメンとの合併を機に、本体のみならずグループ会社16社に導入を拡大できたが更にグループへの展開を加速していきたい。」
と重松様に締めくくっていただいた。
「べんりねっと」に参加しているサプライヤをご紹介します